ソチでの結果を予想するのは難しい。レッドブル・ホンダの2台はロシアGPで新しいエンジンを投入しつつ、それを使用せずにペナルティを受けるものと私は予想している。なぜならホンダは鈴鹿でスペック4エンジンを走らせるものと思われるからだ。その場合、ひとつ前のレースで新エンジンを投入してグリッド降格ペナルティを消化し、ホームレースでのチャンスを生かそうとするだろう。

 ホンダはメルセデスやフェラーリと同レベルに並ぶことを目指してパワーユニットのアップグレードを行う。どれだけ進歩したのかは、鈴鹿のスプーンから最終シケインにおいて(130Rは今のF1マシンにとっては楽に全開で通過できる場所だ)確認することができるだろう。一方、RB15がメルセデスW10より優れたシャシーかどうかは、S字で判断できるはずだ。

 メキシコとブラジル、特に天候が大きく影響するインテルラゴスでは、フェルスタッペンがメルセデスに挑めるチャンスが十分ある。低速サーキットのアブダビではシルバーアローを倒すのは難しいと思われる。

 理論上、レッドブルの3勝目のチャンスが最も大きいのはシンガポールだ。しかしRB15とホンダの進歩を考えると、他のどこでチャンスが訪れてもおかしくない。王者メルセデスが、2014年からのハイブリッド時代で見せてきた優位を保つためには、さらなる努力が必要になるだろう。

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