その後、雨はほぼ止み、10時50分からF2やF3のドライバー、関係者がグリッド上に集まって、黙とうが行われました。

事故の知らせを受け、フランスから急きょ駆けつけたお母さんのナタリー、そしてレースに帯同していた弟のビクトールが、アントワーヌのヘルメットを捧げ持ちます。

レース直前に改めてF1での黙とうが予定されてることもあって、F1関係者はほとんどいなかったのですが、

それだけにフェラーリだけがチーム代表とふたりのドライバーが出て来たことが目を引きました。7歳の時からアントワーヌといっしょにカートを始めたルクレールの憔悴ぶりが、本当に痛々しかったです。

黙とう後、お母さんと抱き合うルクレール(涙)

午後になって、F1グリッドでの黙とうの直前には、ミック・シューマッハーがジュリアーノ・アレジに対して、何かを訴えるような感じで、盛んに話しかけてました。

ジュリアーノのスピンが事故のきっかけになったのは確かですが、それとアントワーヌの死に直接の関係はない。でもジュリアーノは、それを深く気にしているのかもしれません。

ぶっちぎりの速さでポールを獲得し、しかも親友の死に直面したルクレールには、いつにも増して報道陣が群がりました。でもルクレールは、そんなことまったく気にしないかのように、自分の世界に入り込んでいました。

黙とうの場でこうして隣り合った時に、

おそらくピエール・ガスリーはルクレールに、「アントワーヌのために勝ってくれ」と、伝えたんでしょうね。

そしてルクレールは、その思いを裏切りませんでした。

2年前のイタリアGPの週末、松下くんや福住仁嶺くんとともに、GP3に参戦を始めたばかりのアントワーヌと夕ご飯をいっしょしました。

日本人プレスの間では、「メガネくん」の愛称で親しまれたアントワーヌ。必ずF1で活躍したであろう才能が、突然失われてしまいました。冥福を祈ります。

本日のレースクイーン

池永百合いけながゆり
2026年 / スーパーGT
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