F3とF2時代に現アルファロメオのチーム代表フレデリック・バスールが率いるチームで走っていたヒュルケンベルグは、バスールとはいい関係を築いている。
「長年の知り合いだし、彼の助けで今ここ(ルノー)にいる。そういう関係はマイナスには働かないと思う」

 一方、ウイリアムズはヒュルケンベルグが2010年にF1デビューをした際に契約したチームだが、2019年は低迷し、毎戦最下位に沈んでいる。ヒュルケンベルグは、戦えるマシンで走れないならF1に残ることを諦めると示唆した。

「F1活動を続けるには、理にかなった状況でなければならない。分別のある判断をし、適切な契約を結ぶ必要がある。F1に残るために何でも受け入れるようなつもりはない」

「今のウイリアムズを度外視したり、軽視したりしているわけではない。ハースも含む、広い意味での話だ。僕にとってはそれが一番重要なことなんだ」

 レッドブル・ホンダとトロロッソ・ホンダは2020年のドライバーラインアップを確定していない。マックス・フェルスタッペンは2020年末までレッドブルと契約を結んでいるが、チームメイトについてはまだ決まっておらず、トロロッソが誰を走らせるのかも明らかになっていない。

 レッドブル陣営は通常、外からドライバーを連れてくるのではなく、育成プログラム出身のドライバーを走らせるため、ヒュルケンベルグが起用される可能性は低いとみられる。しかし、フェルスタッペンのチームメイトになるチャンスがあったらどうするかというSky Sportsの問いに対し、ヒュルケンベルグは「あのマシンに乗るチャンスを断ることはないだろうね。チャンスがあったら受けるべきだよ!」と答えた。

「もちろん大きなチャレンジになるだろう。マックスは手ごわい。今最速のドライバーのひとりだ」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

 ここまでF1で170戦出走の経験を積み重ねてきたヒュルケンベルグは、フォーミュラEなど、F1以外の世界に移ることは現時点で考えていないという。

「正直言うと、そういう選択肢は考えてはいない」

「シリーズの関係者から関心を示してもらっているけれど、僕の方はそのチャンスを追求してこなかった」

「今もここ(F1)のことを考えている。物事が前に進まないと分かったら、(F1以外のことを)検討するだろうが、今のところは考えていない」

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