チーム代表のギュンター・シュタイナーは次のように述べている。
「新しいF1マシンの開発を目にするのは常にエキサイティングなことだし、間違いなくVF-20はひとつ前のマシンでは不可能だった結果をもたらすだろう。今シーズンはレギュレーションが安定していることから、マシンの理解を深めて自分たち自身を精査し、解決策と適応策を見つけてVF-20の設計に入れ込むことができた」
「昨年に後退してしまったのは間違いなく、それは私が望んだ状況では決してなかったが、そうした状況からも学ぶことができる。我々全員が学んだのだ。チームの誰もが自身を省みて、何を改善して行えるか理解することを余儀なくされた」
「VF-20がコースデビューを飾るのを楽しみにしている。テストではいつも多くのことを求めるものだ。開幕戦オーストラリアへの準備において、多くの走行距離を稼ぎ、高い信頼性と速いスピードを発揮できればうれしい」
ハースは、『VF-20』の実物をプレシーズンテスト初日2月19日現地午前8時(日本時間16時)に、スペイン・バルセロナのチームガレージ前で披露する。初日はケビン・マグヌッセンが走行、2日目にはロマン・グロージャンがステアリングを握る予定となっている。
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