ダニエル・リカルドは、今季彼のレッドブルRB12に搭載されているエンジンが、再び「戦える」レベルに達したと感じているようだ。
 プレシーズンテストが始まった段階で、彼はTAGホイヤーのバッジを冠したパワーユニットが「2015年シーズンの終了時点とほぼ同等だと思う」と語っていた。だが、先週末のオーストラリアGPを迎えた時点では、ルノー製パワーユニットはアップグレードによりテスト時より1周あたり0.5秒ほど速くなっていることが明らかになった。

 リカルドは母国グランプリを4位でフィニッシュした。これは2位に入った昨年のシンガポールGP以来のベストリザルトだ。
「昨年と比べて明らかな進歩が感じられる。それは間違いないと思う」と、リカルドはメルボルンでの好成績の理由のひとつが、パワーユニットの改善にあったことを示唆した。

「トロロッソ、ウイリアムズ、フォース・インディアといった、僕らよりパワーのあるクルマを何度かオーバーテイクできた。これには勇気づけられたよ。1年前には、あのようなオーバーテイクはできなかったと思う。ひとまず出だしは好調と言えそうだ」
「このあと比較的早い時期にアップデートを控えている。それが投入されれば、かなり面白くなるんじゃないかな」

 レッドブルのチームボス、クリスチャン・ホーナーも、開幕戦の様子を見る限り、ルノーがさらに進化すればシーズン後半にはフェラーリに挑戦できそうだと語っている。

 また、リカルドによれば、RB12がタイヤにやさしいクルマであることも確かめられたという。彼はメルボルンで3回のタイヤ交換(赤旗中断での交換も含めて)を行ったが、硬めのコンパウンドで2ストップを選んだ主なライバル、ウイリアムズやフォース・インディアより上位でフィニッシュしている。
「トロロッソやほかのいくつかのチームよりも、(軟らかめの)タイヤを長く持たせることができた。これを確認できたのがうれしいね。ラップタイムに関しても、メルセデスやフェラーリにかなり近いタイムで走れた。その意味でも4位はよろこんでいい成績だと思うよ」

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