今季もメルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得、ドライバーズ選手権においてもベッテルとキミ・ライコネンはすでにチャンピオンの座に就く可能性を失っている。それでもフェラーリは2016年型マシンの開発を続けているというが、ベッテルはそれは正しい判断であると信じている。

「マシンに新しいパーツを導入し続けているのは僕らチームだけではないと思う。チャンピオンシップを争っておらず、規則が大幅に変わる来年に集中していても、それは普通のことだ」とベッテルは言う。

「残りの4戦にも意味はあると思う。いいパフォーマンスを見せて優勝することを目指すと同時に、今年のマシンについて学びたい。最終的にはそれが来年のマシンに役立つんだ」

「周回するすべてのラップを賢く活用しなければならない。来年を視野にいれつつ、すべての瞬間を最大限に利用し、正しいことをしていく」

「僕らは今、正しい行動をしていると、僕は確信している」

2016年アメリカGP コース下見をするセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2016年アメリカGP コース下見をするセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 日本GPに持ち込んだ新パーツにベッテルは好感触を持ったという。

「新しいパーツには改善が見られた。キミ(・ライコネン)も僕もすぐに気に入った」

「それが日本でいいパフォーマンスをもたらしてくれた。日本(の鈴鹿)はマシンの全体的なパフォーマンスを試すのに適した場所なんだ。新パーツが今年と来年に向けていい指標を与えてくれた」
 

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円