2020年F1イギリスGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはF1キャリア87回目、シーズン3回目、シルバーストンでは7回目の優勝を飾った。
ハミルトンはポールポジションからミディアムタイヤでスタート、セーフティカーが出動した13周目にハードに換えて、全ラップをリードして52周のレースを走った。残り3周のところでチームメイトのバルテリ・ボッタスの左フロントタイヤが壊れた後、ハミルトンはチームからファステストラップを狙わずにペースを落とすよう指示され、慎重に走行したものの、最終ラップで左フロントタイヤが壊れてしまった。後方から新しいタイヤを履いたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が急激に追いついてくるなか、ハミルトンはなんとか逃げ切って優勝を手にした。