■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=3位
このコースは大好きだけど、今日のレースは僕にとってはあまりエキサイティングなものではなかった。バトルがほとんどなく、自分自身のレースに集中し、最大限の結果を出すことを目指した。
ミディアムタイヤではあまりグリップがなかった。ハードに履き替えた直後にはバルテリにプレッシャーをかけようとしたが、彼はペースを上げるよう指示された後、遠ざかって行った。その後は単独走行になったんだ。
残念ながら上位に大きな動きはなかったし、タイヤの摩耗がとてもひどかったためにプッシュすることができなかった。レース終盤にはバイブレーションを感じたので、タイヤを労わり、リスクを避けて、確実にフィニッシュすることを目指した。
全体的に見ていい週末だったし、マシンバランスもよかったから、それについては満足できる。僕らは3位でフィニッシュするためにここにいるのではない。もっと上を目指しているんだ。それでも表彰台に上れるのはうれしいことだよ。
(レース後の会見で語り)すごく退屈だった。彼ら(メルセデス)がプッシュし始めると、全くついていくことができなかった。その上、僕の方は終盤タイヤが終わってしまったので、最後の8周はペースを落としてフロントタイヤを労わって走った。だから今日はあまり楽しくはなかった。
(後ろを走るダニエル・リカルドの影響で、2回目のピットストップを行わないという判断をしたと説明し)ルノーのトップスピードを考えると、リカルドを簡単にパスできるという確信は持てなかった。それでステイアウトすることに決めたんだ。タイヤはもう少しでパンクしそうな状態だったと思うが、それでも3位でフィニッシュできた。今日はそれ以上の結果を出すのは無理だったと思う。
大満足の3位ではないかもしれないが、何もないよりはいい。だから十分ハッピーだよ。
(自身の公式サイトのインタビューで、最後に2回目のピットストップを行ってファステストラップを狙うという選択をしなかった理由について聞かれ)チームからピットストップしたいかと聞かれた。でもピットに入ったら、ダニエルの1秒半から2秒後ろに出ることになる。それは避けたかった。最後の数周はタイヤがパンクしないようにペースを落として走った。優勝できるチャンスはなかった。失うものしかなかったんだ。
