■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
波乱のないレースだった。1周目とセーフティカー後のリスタートの時にチャンスが訪れることを願っていたけれど、今日はターン5に向けて十分なトウ(スリップストリーム)を活用することができなかった。1コーナー出口の時点ではルイスにかなり近づいていたが、最近の数年と比べると今日はトウの効果がかなり小さく感じた。理由は分からない。ターン5に追い風が吹いていたからかもしれないね。
他にルイスをつかまえるチャンスはなかったと思う。彼はポールからスタートし、とてもいいレースをした。今日の勝者にふさわしい。
レース終盤はタイヤの管理に集中しなければならなかった。シルバーストンでの決勝終盤にタイヤがパンクしたが、その直前に感じたようなバイブレーションが出始めた。だからタイヤを守るために大幅にペースを落とさなければならなかった。でもそれがうまくいき、今日はポイントを失わずに済んだからよかったよ。
今回が僕にとって51回目の表彰台だと聞いた。ミカ・ハッキネンはキャリアで51回表彰台に上った。彼は僕にとって子供のころのアイドルだから、こういう形で並ぶことができたのはうれしい。もちろん、彼の偉業としては2回のタイトル獲得の方が有名だけどね。
ルイス・ハミルトン 決勝=優勝
スパは特別なサーキットだ。ここをただ走り続けろと言われても僕は平気だよ。それでも僕にとって楽なコースではないから、ここでポールを獲って優勝できたなんて、最高の気分だ。
ここでの1周目は、ストレートで大きなトウ(スリップストリーム)が発生するから(それを利用されると)、悪夢になりかねない。でもなんとかバルテリ(・ボッタス/メルセデス)の前を維持し、そこから強力なレースをした。
毎戦、ホイール・トゥ・ホイールの戦いの末に勝つことができるなら、その方がいいけれど、今日のレースには特別な難しさがあった。とにかくタイヤをうまく管理して、後方とのギャップを維持して走ることが重要だったんだ。終盤、シルバーストンで起きたようなタイヤトラブルがまた発生するのではないかと思って少し心配になったが、ありがたいことにタイヤは最後まで持ってくれた。
現場に来ているスタッフ、ブラックレーとブリックスワースのファクトリーで働いているスタッフ全員のおかげで成し遂げられた勝利だ。僕らは数年にわたり、たくさんの成功を積み重ねてきたけれど、全員が今も変わることなく、改善を目指して懸命に努力し、集中して仕事にあたっている。素晴らしい精神だし、こういう環境で働くことで僕は力をもらっている。
