今年の第10戦ロシアGPでレースの明暗を分けた最大の出来事は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)へのふたつのペナルティだったことは間違いない。

 レーススタート前のレコノサンスラップでハミルトンはほかのドライバー同様、ピットレーン出口付近でスタート練習を行ったのだが、その位置が正しくなかったとして、スタート前にFIAから審議の対象になっているとの通知を受けた。FIAからの連絡を受け、レース審議委員会が下した裁定は、5秒のタイムペナルティだった。

 その裁定が発表されたのは、レース7周目のことだったが、驚いたのはハミルトンにペナルティがふたつ下されていたことだった。

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