2020年F1ロシアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1ロシアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 レースでのホンダ勢4台そろっての入賞は、2019年と同じ1回にとどまった。しかし、2019年は第6戦モナコGP決勝(フェルスタッペン4位、ガスリー5位、クビアト7位、アルボン8位)だったのに対して、2020年は第10戦ロシアGP決勝(フェルスタッペン2位、クビアト8位、ガスリー9位、アルボン10位)。ロシアGPが行われるソチ・オートドロームも最終コーナーから最初のブレーキングポイントとなるターン2までは約1kmの全開区間があり、エンジンパワーがラップタイムに大きく影響する。

 つまり、2020年のホンダのパワーユニットは2019年に比べてICEの性能が向上していたことがわかる。

 もちろん、パワーユニットの性能には車体の空力性能に大きく影響しており、パワーユニットだけを切り取って単体の性能を評価することは難しい。したがって、ここで紹介した成績はあくまで車体も含めたパッケージとしての評価となる。しかし、そのパッケージを構成する重要な一部がパワーユニットであることもまた事実。2020年のホンダはレッドブルのRB16とアルファタウリのAT01とのマッチングも良かった。

 最終戦アブダビGPをポール・トゥ・ウィンで締めくくったフェルスタッペンは、2021年へ向けて手応えをつかんでシーズンを終了した。

「完璧な形でシーズンを締めくくることができた。チームの全員とホンダが1年間、一生懸命仕事してくれたおかげだ。この調子で来シーズンをスタートさせたい。タイトルを狙うには、開幕からこれくらいの走りができなくてはならないから」(フェルスタッペン)

 新型コロナの影響で、今年のオフシーズンはいつもより短い。最終戦のホンダの勢いはいつもより衰えることなく、翌シーズンの開幕戦を迎えることとなる。

辛口コラムはF1速報WEBで掲載中
■ホンダF1辛口コラム総集編:“レッドブルのシャシーで勝利”という意識は変わらず

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