●大物ルーキーの影響を受けるハース

 大物ルーキーを抱えることとなったハースはマシンのみを発表する形式となった。アメリカベースのチームではあるものの、フロントウィングやマシンサイドにはロシア国旗をモチーフとした白・青・赤の配色が非常に印象的。ミック・シューマッハーのスポンサーである『1&1』のロゴが翼端板に埋め込まれているがその印象は薄れ、ニキータ・マゼピンが多額のスポンサーマネーをもたらしている事を裏付けていると言える。

 マゼピンはオフシーズンの動向をSNSには投稿していない模様だ。これまでの立ち振る舞いからF1ファンの風当たりは当然強く、この状況を打破するには精神的な成長を走りに反映させるしかない。

 昨年のFIA-F2でチャンピオンに輝いた時から海外メディアを中心にシューマッハーの注目度は高い。上位争いを期待したいのがファン、そして当人の本音ではるもハースは今季、2022年シーズンに向けた開発に注力することを公言しており、レースでは後方に沈むことが予測される。これを習熟の機会と捉え、長いF1キャリアのための準備期間として割り切ることが必要になると思われる。

 なおマシンのシェイクダウンは3月12日、バーレーンでの開幕前テストでシューマッハーとマゼピンの手によって行われる予定だ。

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