世界最高峰の4輪レースであるF1でレギュラードライバーの座を掴んだ人物は、下位カテゴリーからライバルを圧倒してきた名手ばかり。そこで、F1に到達するまでに彼らがどれほど活躍し、いかにして周囲のライバルとの違いを見せつけてきたのかを改めて確認するべく、2026年F1に参戦する22名がF1ドライバーになる前、ステップアップカテゴリーで残してきた結果やエピソードを『F1ドライバーの履歴書』と題した不定期連載でお届けする。
第2回目に登場するのは、2007年にF1デビューを飾った現在41歳のルイス・ハミルトンだ。
1985年1月7日、イギリス・ロンドン中心部から約50km北に進んだハートフォードシャー州スティーブニッジで誕生したハミルトン。彼の少年期といえばマクラーレンF1チームを率いるロン・デニスとの邂逅が最も知られたエピソードだろう。ただそれ以前に、ある人物との出会いが彼のキャリアを大きく変化させていた。
