Q2ではセッション開始からしばらくは各車がピットガレージで待機する時間が続くが、2分が経過したところでメルセデスAMGがミディアムタイヤを履いてコースイン。レッドブル・ホンダ勢、マクラーレン勢、アルファタウリ・ホンダ勢もミディアムでこれに続く。ここでもアルファタウリ・ホンダ勢はトラフィックを避けて遅めのコースイン。
ここでメルセデスAMGがペースを上げてハミルトンが1分30秒085のトップタイムを記録。フェルスタッペンは0.233秒差の2番手、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が0.474秒差の3番手となり、これに次ぐタイムを記録したペレスはターン4のトラックリミット違反でタイム削除となってしまった。
ミディアムのマクラーレン勢が速さを見せ、ダニエル・リカルド(マクラーレン)がタイム削除となったにも関わらずアルファタウリ勢は8番手・9番手に留まった。
残り4分で各車が2回目のアタックへ。マクラーレン勢がソフトタイヤでコースインする一方で、ここでもメルセデスAMG勢とアルファタウリ勢、そしてペレスはミディアムでタイムアタックに挑んだ。
ガスリーが大きくタイムを更新したのに対して角田は0.1秒しか更新できずガスリーの0.690秒落ちとなり、13番手で予選Q2敗退となった。ただしこれは決勝に向けてタイヤ戦略を優先した結果とも言える。2回目のアタックでフェラーリ勢が1-2に立ち、マクラーレン勢はソフトタイヤでタイムを記録してQ3ヘ進み、Q2をミディアムで通過したのはメルセデスAMG勢、フェルスタッペン、ガスリーの4台のみ。
15番手ラッセル、14番手ライコネン、12番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そしてミディアムタイヤでタイムを伸ばしきれなかったペレスが11番手というQ2敗退の顔ぶれとなった。