■パスカル・ウェーレイン:最も論理的な選択肢

(byベン・アンダーソン)
 短期的に見れば、ジュニアドライバーのウェーレインが最も論理的な選択といえる。デビューイヤーの今年、マノーでいい仕事をし、予選Q2に5回進出、チームにとって唯一のポイントをオーストリアで獲得した。この時は予選で12位を達成、ウォルフから「特別なドライバー」という称賛の言葉を贈られた。

 ウェーレインはまだ来季契約を結んでいない。チームメイトで同じメルセデスジュニアのエステバン・オコンが来年フォース・インディアのレースドライバーに選ばれたが、これはメルセデスの判断ではなく、2015年DTMチャンピオンのウェーレインはメルセデスから非常に高く評価されている。またウェーレインはリザーブドライバーとしてメルセデスチームのことをよく知っており、何度もテストを行ってきた。

2016年日本GP パスカル・ウェーレイン(マノー)
2016年日本GP パスカル・ウェーレイン(マノー)

 圧倒的に強力なマシンを持ち、ハミルトンを擁するメルセデスとしては、この時期からわざわざ他チームのスタードライバーを大金を支払って引き抜く必要はない。

 しかし2018年には、多くのドライバー(セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソ、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、カルロス・サインツJrなど)が現在の契約が切れるため、選択肢が広がることになるだろう。

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