■カルロス・サインツJr:レッドブル陣営から引き抜くことも可能か
(byスコット・ミッチェル)
どのチームも欲しがるだろうドライバーはリカルドとフェルスタッペンだが、このふたりはレッドブルと契約を結んでおり、移籍することができない。
サインツは2016年のスターのひとりだ。チームメイトのフェルスタッペン相手に健闘、後に加入したダニール・クビアトには圧倒的に勝っている。レッドブルの上層部もサインツの力を認め、トロロッソとの3年目の契約を結んだが、彼自身は上位チームとの契約を望んでいる。
レッドブルとの契約は1年のジュニア契約であるとみられ、メルセデスが誰かの契約を買い取るのであれば、サインツが最善の選択肢となるだろう。
レッドブルは簡単にはサインツを手放さないだろうが、レッドブル・レーシングにシートの空きはなく、GP2でタイトルを獲得したピエール・ガスリーの存在もあり、あくまでもブロックするというほど強硬な態度は取らないものと考えられる。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています