■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=3位
グリッドを考えれば、このレースから最大限の結果を引き出せたと思う。5番手スタートで3位というのは悪くない結果だ。終盤、タイヤは全く残っていなかった。今日は、オーストリアでF1のレースをしているのではなく、ラップランドでラリーをしているみたいな気分だったよ!
現状、レッドブルは僕たちより1周0.2秒速いようだ。これは大きな差だよね。今日はなんとか彼らの1台には勝つことができたのでよかった。でも優勝争いをするには、マシンを改善しなければならない。今は彼らの方が上にいると受け入れて、それによってモチベーションを高めていく必要がある。
ペナルティは別にして、僕にとって、とてもスムーズな週末だった。予選2番手で表彰台獲得という結果はポジティブだし、来週のレースが楽しみだ。
(会見で語り)少なくともペレスの前に出ることができてよかった。それが大きな目標だったんだ。レッドブルからポイントを奪うことがね。それを達成できてよかった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
今日のレースではほとんど単独で走行していた。レッドブルについていこうと頑張ったけれど、彼らは速くてそれができなかった。彼らはこの数戦で大きく進歩した。
自分たちが常に遅れている部分はどこなのか、はっきりとは分からない。でも、ロングランは彼らの方が少し速いみたいだし、ストレートでは僕らはかなり遅れていると感じる。
これは大きな挑戦だ。パッケージを改善し、パフォーマンスを向上させるために何ができるのかを探る必要がある。でも2位と3位というのはとてもいい結果だ。チームで大量にポイントを稼いだし、これからも努力し続けていく。
(会見で語り)レッドブルのアドバンテージは(1周)0.25秒ぐらいだと予想したが、少なくとも0.3秒か0.4秒あったと思う。素晴らしいスピードだ。僕にはどうすることもできなかった。
僕たちはアップグレードを全く持ち込んでいない。でも彼らはアップグレードを行っている。エンジンやパッケージの他の部分をアップグレードし、それによって前進しているんだ。
何らかのアップグレードが必要だ。どこかからパフォーマンスを見つける必要がある。
(すでに来季型にシフトしているという代表のコメントについて聞かれ)チームの論理やプロセスに疑問を呈するつもりはない。アップグレードが入ればすごくうれしいけれど、今のところその予定はないようだ。
まだたくさんレースは残っているし、これからも努力し続ける。本気で取り組めば、改善することができるはずだ。ただ、これからマシンの開発や改善を行わないのであれば、こういう結果になるだろう。
