新フォーマットのスプリント予選が導入された2021年F1第10戦イギリスGP。アルファタウリ・ホンダは初日予選からピエール・ガスリー12番手、角田裕毅16番手と、前戦までの速さが発揮できない。2日目のスプリント予選でも順位を上げることはできず、日曜日の決勝レースで9番手を走っていたガスリーはパンクチャーで11位に後退。代わって角田が10位入賞を果たした。
ホンダの本橋正充チーフエンジニアは、「60分のセッション1回だけでは、本来のパフォーマンスをしっかり引き出せなかった」と、不振の原因を分析する。一方で「レース中フリーエアでのペースは改善できていた」と、2回目が予定されているモンツァでの挽回を期した。