シーズン前半最終戦の第11戦ハンガリーGPで、アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが6位、角田裕毅が7位チェッカー。第6戦アゼルバイジャンGP以来となる今季2度目のダブル入賞を果たした(2位表彰台のセバスチャン・ベッテルの失格裁定で、5、6位に繰り上がり)。
角田は初日に満足に走れなかったことが響き予選16番手が精一杯だったが、レースではきっちりその苦境をはね返して見せた。初日のクラッシュについて角田自身は、「ガスリーに後れを取っていたので頑張った」とコメントしていたが、ホンダF1の本橋正充チーフエンジニアは、「それもあったかもしれませんが、最適なセットアップも見つかっていなかった。チームがドライバーの要求にどう応えるかを詰めていくことも必要だ」と、角田だけの非ではないという見方を示した。