2021年F1メキシコGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはポールポジション、ルイス・ハミルトンは2番手を獲得した。ふたりとも決勝はミディアムタイヤでスタートする。
レッドブルに、FP2では0.4秒以上、FP3では0.6秒以上の大差をつけられていたにもかかわらず、メルセデスは予選で逆転した。トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは「予選Q1とQ2では状況は変わっていないように思えた。だが、最後のQ3で一変した。ようやくソフトタイヤからグリップを得ることができるようになったのだ。逆に、レッドブルの方が苦しみ始めた」と語った。