■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 予選=7番手
昨日までの僕たちの位置を考えると7番手はいい結果だし、今日マシンをどれだけ改善することができたかを示している。Q2ではミディアムタイヤで2回走るというリスクを冒したけど、1回目のアタックが素晴らしかったから、幸いにもこの作戦はうまくいった。ソフトタイヤだったらもっと簡単にQ3に行けたと思う。でもタイヤのデグラデーション(性能劣化)を考えると、僕たちのレースにはミディアムがベストだと思うんだ。
ただ、ソフトタイヤのマシンに囲まれているからスタートは簡単にはいかないだろうね。Q3でもいいラップを刻むことができたけど、7番手より上にいくことはできなかった。コースのきれいな側からスタートできるのはいいニュースだと思う。できる限りいい結果を残すためにも、周りとは違うタイヤ選択をとったことを戦略で活かしたい。
今日の僕たちに必要なことを理解するために、昨日のうちにチーム全体がたくさん努力してくれたことが報われたと思う。これがこの予選で得られたもうひとつのポジティブな要素だ。今からはレースに集中していくよ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=6番手
今日の予選には満足だ。FP3から予選の間にかなり進歩することが出来たし、6番手に入れるとは思っていなかった。僕にとってこの結果はとても嬉しいんだ。というのも、この6番手は決して簡単なものではなく、これまで長い間予選で走ってきたなかでもおそらくベストなラップで手にした6番手だからだ。自分にもチームとしての仕事にも満足しているし、手助けになった。だから今日は全体としてポジティブな日なんだ。
ただ、ミディアムタイヤでQ3に行けなかったのが、今日唯一のネガティブな点だ。このせいで明日は期待以上に難しいものになってしまうだろう。でもたくさんポイントを得られるチャンスは十分にある。
