決勝はインターでのスタートとなり、ケビンの方は序盤こそよかったものの徐々にグレイニングが起きてペースが落ちていきました。途中からは持ち直してくれて、ボッタスと同じくらいだったと思います。ただピットストップで問題があってベッテルの後ろでコースに戻ることに(同じ周にピットインしたボッタスも問題があり、彼もベッテルに抜かれました)。第2スティントではペースがよくなかったので、残念ながら今回は8〜10位あたりが妥当なリザルトでした。

 ミックはスタート直後にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)とぶつかって彼のクルマを壊してしまいました。ミックのクルマにダメージはありませんでしたが、その後もミスがあり……。10番手といういい位置からのスタートだったのでポイントを獲って欲しかったのですが、ちょっと残念なレースでした。

 今のミックは少しアップダウンが激しいなという状況です。この週末でいえば予選でミスがありセッション後には落ち込んでいて、スプリントでは順位を上げることができたのですが、レース後はまた落ち込んでいました。そういう意味ではケビンの方が落ち着いていますね。ケビンはアグレッシブに走らないとといけない時にはそういう走りもできますし、そういうクレバーさのようなものも今のミックにはありません。これも経験の差です。

 ミックには、とにかく雑音を排除して、自分のなかで何を優先すべきなのかを考えて、たくさんのことをやろうとせずにひとつかふたつのことに集中して取り組んでほしいなと思います。プレッシャーもあるけれどそれも仕事のうちですし、いろいろな人からアドバイスを受けてもそのなかから自分に必要なものを選んで、自分のことに集中して落ち着いてやってほしいです。

ミック・シューマッハー(ハース)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ミック・シューマッハー(ハース)
ケビン・マグヌッセン(ハース)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

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