■オラクル・レッドブル・レーシング
セルジオ・ペレス 決勝=2位
素晴らしいリザルトだ。僕たちはコンストラクターズ選手権をいまやリードしている。もちろん僕は優勝したかった。でも現実的になる必要がある。チームのリザルトをうれしく思うよ。
つい感情的になって無線でフラストレーションを示した。でも、レースについていくつか理解するために、チームと話す必要があるのは当然のことだ。コース上を走っているときには、状況の全体像がつかめないことがある。だから、レースを理解するために物事の報告を行うのは普通のことだよ。
今のチームの勢いはこれ以上ないほど素晴らしい。最高のチームだよ。団結も固い。今日のレースは、チームオーダーに左右されたわけではない。僕のレースを大きく変えたのは、異なるタイヤ戦略を採ったことだ。結局はマックスの方がうまくいった。チームにとっても良いことだった。ふたりともジョージ(・ラッセル)を抜くことができたんだからね。
今日は優勝できた可能性があった。でも2ストップをうまく実行するのは難しく、3回ストップの方が優れた戦略だった。
でも強力なレースができたと思う。レースペースとマネジメントはとても良かったし、ミスをしなかったことも重要だった。今の勢いをモナコにつなげ、来週末も力を発揮したい。
■オラクル・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=優勝
チェコと共に1-2でレースをフィニッシュできて、最高の気分だ。序盤は苦労したけれど、最終的に良い結果になったよ!
ターン4でコースオフしてしまった。完全にリヤのコントロールを失ったんだ。チームから無線で突風の影響だと言われた。いくつかポジションを落とし、アタックしようと思った時に、DRSが作動しなくなった。あの時には腹を立てていたけれど、その後、気持ちを落ち着けて、より大きな視点を持ってレースに集中することにした。
ジョージ・ラッセルとのバトルはタフだった。特にDRSがなかったので厳しかったね。トップの位置を争っているので、大きなリスクは冒したくなかった。忍耐強く戦うしかなかった。
DRSになぜトラブルが起きたのか、僕ははっきりしたことは知らないので、これから調査していく。最終的には何も失ったものはなかった。
僕たちはいい軌道に乗っている。チームとしてそれを誇りに思うことができるよ。でも、壊れやすいものがあるから、これからも努力を続けて、すべての問題を解決する必要がある。
(コースオフとDRSトラブルについて語り)最初の30周はすごくフラストレーションが溜まった。ターン4でコースオフした時は、コーナーに向けてブレーキングを遅らせていたわけでもなく、スピードを出し過ぎていたわけでもなかったので、突然のことで驚いた。今日はとても風が強かったんだ。
DRSのトラブルで(ラッセルを)つかまえることができず、いらいらしていた。バトル自体はクールだったけどね。でも今となっては笑顔で思い返すことができる。あの時は苛立っていたけれど。
無線で叫んでも、何もやれることはなかった。ライトがついて、作動音が鳴ったら、パドルを押す。それで開かないんだから、明らかにトラブルだった。ストレートで50回も押しても開かなかった。縁石を避けたり、縁石に乗ったり、少し遅く開こうとしたり、いろいろしてみたけど、結局は壊れていたんだ。
僕たちは確かにチャンピオンシップをリードする立場になったが、信頼性を可能な限り高める必要がある。パフォーマンスももっと向上させなければならない。今日のレースはチームにとってポジティブなものではあったけどね。
