これらを合計するとフェラーリは、昨年より3,300万ドル高額の1億9,200万ドル、つまり全チームに支払われる額の約20パーセントを受け取ることになる。内訳はパフォーマンスに基づくものが8,700万ドル、長期参戦およびCCBによるボーナスが1億500万ドルで、後者の方が圧倒的に多いことになる。

 2015年に19戦中16戦で優勝しダブルタイトルを獲得したメルセデスが受け取る額は、3勝に終わったフェラーリより少ない1億7,100万ドルにとどまった。

 ランキング4位のレッドブルは3位のウイリアムズより高額のプライズマネーを受け取っている。またランキング9位に終わったマクラーレン・ホンダは特別ボーナスのおかげで、全体の5番目となる額の支払いを受ける。

 ランキング9位のマクラーレンの8,200万ドルに対して5位のフォース・インディアは6,700万ドル、8位ザウバーは5,400万ドルしか受け取ることができない。

 昨年9月、フォース・インディアとザウバーはF1の収入分配と規則の策定が不公平かつ違法であるとして、欧州連合の競争委員会に正式な訴えを起こした。F1商業権所有者のバーニー・エクレストンは、分配金の規定に関して欧州連合と話し合いを行っていることを認めている。
 

英AUTOSPORTが入手した情報により作成したF1全10チームへの2016年分配金詳細
英AUTOSPORTが入手した情報により作成したF1全10チームへの2016年分配金詳細

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