メルセデスはF1ファンコミュニティに向けた公開書簡のなかで、現在の苦境について、パニックになったり反射的な対応をすることはなく、冷静でありながら問題に対して緊急のアプローチをとっていると述べている。
先週末の開幕戦バーレーンGPでルイス・ハミルトンが5位、ジョージ・ラッセルが7位でフィニッシュしていることから、メルセデスにしては精彩を欠いた結果ではあるが、ポイントは獲得できた。しかしながら、予選と、特にレースにおけるメルセデスとライバルのレッドブルの圧倒的な差は、フェラーリやアストンマーティンと比べてパフォーマンスが低いことも相まって、W14の抜本的な改革を行わない限り、メルセデスには今シーズンに競争力を持つチャンスがないことを物語っている。