メルセデスF1チームは、2023年型マシンW14のデザインコンセプトを変更するという大きな仕事に取り組んでいる。テクニカルディレクターを務めるマイク・エリオットは、マシンの改善を行うにあたり、あらゆる部分を分析し、使えるツールをすべて駆使して臨むと述べている。
メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフはすでに、W14の設計コンセプトを誤ったと認めている。2021年まで8年連続チャンピオンという偉業を成し遂げてきたメルセデスだが、W14には根本的な欠陥があり、コンセプトを変えない限り、タイトルを争えるようにはならないと、ウォルフは示唆した。