■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント=3番手

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP スプリント後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)に抗議するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP スプリント後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)に抗議するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 1周目には少し混乱があり、マシンにダメージを負ったことで、残りの周回で前に出るのが難しくなった。全体的に見て、3番手というのは悪くない結果だし、ダメージの管理をうまくやれたと思う。このダメージが今日のレースにどの程度影響したかは、データを調べて確認する必要があるが、マシンに穴が開いた状態で走るというのは決して理想的なことではない。

 明日のことに目を向けると、僕たちのマシンがレースで強いということは、今日のチェコ(セルジオ・ペレス)のパフォーマンスを見れば分かると思う。明日一番重要なのは、トラブルに巻き込まれないことだ。明日は優勝を狙えると思うよ。

(自身の公式サイトにおいて、「ラッセルと話して問題は解決したか」と聞かれ)いや、解決なんかしてないね。なぜ1周目にあんなにリスクを冒さなければならないのか、僕には理解できない。彼は曲がりきれずに僕のサイドポッドに突っ込んできて、マシンに穴を開けた。あの段階では誰もがタイヤが冷えていて、ロックアップしやすい状態だった。彼の説明は意味をなさないよ。

 スタートが良くなくて、僕はアウト側に行った。イン側にいる人間は、誰かがアウト側にいる場合にはもっと気を付ける必要がある。ストリートサーキットならなおさらだ。僕の方は彼に十分なスペースを与えたと思う。でもターン2で彼は僕の方にプッシュしてきた。それで僕は勢いを失って、彼にポジションを奪われたんだ。あれはフェアじゃないよ。

 僕のマシンにダメージがあったというのに、スチュワードが調査すらしないというのは、異例のことだよね。

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