2023年F1第7戦モナコGPに、メルセデスが導入した大規模なマシンアップグレードを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察。W14の細部の画像を紹介するとともに、デザインの変化とその狙いを分析する。

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■より“普通”になったサイドポンツーン

 開幕戦から5戦を過ぎても飛躍的な戦闘力を見せられずにきたW14が、ついに大きく生まれ変わった。モナコで発表されたW14“B”は、コンセプトを完全に変えることで失われた時間を取り戻そうとするブラックリーのエンジニアたちの努力の結晶である。この方向転換の最も目立つ部分は、横に拡大されたサイドポンツーンであろう。

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