ホンダF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏が、昨年のF1復帰以来、ホンダのパワーユニットにはある程度の改善は見られているものの、ドライバーたちが他のマシンをオーバーテイクするのに苦労せずに済むよう、トップエンドのパワーをもっと向上させる必要があると語った。
昨年は信頼性とパフォーマンス両面の問題で苦労し、マクラーレン・ホンダはコンストラクターズ選手権で9位に終わったが、今年ホンダのパワーユニットは信頼性が向上、ERSのパフォーマンスも改善したと考えられている。しかし長谷川総責任者は、中団チームとのバトルにも苦労している状況から抜け出すには、ICEのパフォーマンスを向上させる必要があると語った。