「午前中の最後に電源系のトラブルが出て、(1コーナー手前で)止まってしまいました。原因がわからなかったんですが、すぐに復帰したのでコースに出したんですが、再び止まってしまいました。そこで電源系に関するすべてのパーツを交換することにしました」

 バンドーンが走行を再開したのは、午後4時。その後、しばらくはショートランを繰り返して、マシンのセットアップなどを調整していたが、セッション終了間際に、再び電源が落ちた。

「昨年のブラジルGPのフリー走行でもあったんですが、いったん落ちた電源がすぐに復帰したので、ストフェルは自力でピットに帰ってくることできました。ただ、セッション終了まで30分しかなかったので、この日はテストを終了しました」

「トラブルはありましたが、いろいろな空力のテストとパフォーマンスの確認ができたことで、新車を理解するという意味ではいいテストができたと思います」

 ホンダがパワー面でまだライバルに後れを取っていることは否定しない。しかし、まだそのパワーを出し切れていないことも事実である。今年から搭載燃料は5kg増えて105kgになったが、空力とタイヤが変わったため、燃費はむしろ厳しくなっている。つまり、持っているパワーを有効に使うことがいままで以上に重要になる。

「ドライバビリティはとても大切です。ドライバビリティを改善し、もう少しパワーを出せれば、クルマ自体はそこそこまとまると思います」

 いよいよ、テストはあと一日。ドライバビリティを少しでも改善させて、テストを締めくくってもらいたい。

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