今週末に開催されるアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)最終戦プチ・ル・マンにゲスト参戦しているニッサン-デルタウイングが、水曜日に行われたテストセッションにおいて、GTCクラスのポルシェと接触。大クラッシュを喫した。
2012年のインディカー用シャシーコンペティションに参加、その後ル・マン24時間で設けられた環境技術を志向した特別枠『ガレージ#56』からル・マン参戦を目指し、2012年のル・マン24時間に参戦したニッサン-デルタウイング。ニッサンの1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載し、マリーノ・フランキッティ/ミハエル・クルム/本山哲のトリオで走行したが、今回ALMS最終戦プチ・ル・マンにゲスト参戦。テストセッションから走行を重ねていた。
今回はルーカス・オルドネス/グンナー・ジャネット組で参戦したニッサン-デルタウイングだが、テスト中にブリッジ下でGTCクラスのポルシェにヒットされてしまう。そのまま横転する形になってしまい、激しくウォールにヒットしてしまった。
ドライブしていたジャネットは幸いにして怪我はなく、ハイクロフト・レーシングは週末のレースに向け、大至急でマシンの修復にあたっているという。無事グリッドに揃うことを期待したいところだ。
Nissan DeltaWing – Attacked in Atlanta