今季からWEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦するポルシェは、3月28日~29日に開催されるシリーズ公式テストに先駆けて、同テストの会場となるポール・リカール・サーキットで24日から3日間の走行を行った。

 新たな車両規則の導入により大きな変革を迎える今年のLMP1クラスだが、ポルシェは今季に向けて919ハイブリッドと名付けられた新型車両を開発。2台体制で16年ぶりにル・マンのトップカテゴリーに復帰する。

 そんなポルシェは、28日からのWEC公式テストに先駆けて、24日から3日間のテストを実施。14号車、そして20号車が同時に走行を行う初めての機会となったというこのテストでは、両マシンのドライバーも全員参加し、合計4756キロを走破。技術的な問題が発生することもあったものの、夜間の走行やピットストップの練習なども行うことができたという。また、919ハイブリッドにとっては今季のカラーリングが施されての初テストともなっている。

「今回のテストは全てのクルーにとって非常にチャレンジングなものだった」と振り返ったのはチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドル。

「2台のマシンを同時に走らせたのは初めてだったんだ。ロジスティクスやチームの管理という点から必要なことだった」
「もうひとつの目的としては、来たるふたつの6時間レース(開幕戦シルバーストン/第2戦スパ・フランコルシャン)に向けてウィークエンドのシミュレーションをするということがある。非常に重要な経験になったよ。信頼性を改善する必要があることがわかった」

 28日から始まる2日間の公式テストに向けては、「2台のマシンのセットアップと同時にレースでの一連の作業も詰めることができるはずだ」とザイドルは語っている。

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