今季F1参戦を狙っているステファンGPがラルフ・シューマッハーをドライバーに起用しようとしているというウワサの中、ラルフ本人が、チームからコンタクトがあったことを認めた。

 ステファンGPは、トヨタTF110およびトヨタの施設を買い取り、F1参戦プロジェクトを進めているといわれる。エントリー権を持っていないステファンGPは、現在エントリーリストに掲載されている13チームのいずれかが参戦できなくなった場合には、その枠を確保しようと狙っている。
 中嶋一貴は、トヨタとステファンGPとの契約の中で、すでにシートを確保していると報じられている。一方でステファンGPは元トヨタドライバーのラルフ・シューマッハーにも接触しているとウワサされており、バーニー・エクレストンもラルフを推している。

 今年F1に復帰するミハエルの弟で現在34歳のラルフは、チームオーナーのゾラン・ステファノビッチは自分に関心があるようだと発言した。
「ステファノビッチ氏は、とても真剣でしっかりした目的を持っているという印象を受けた」とラルフはドイツのビルト紙に対してコメントしている。
「彼は僕に関心があるようだ。でも今のところはそれ以上のことは言えない。言うべきことがないからね。これが実際に検討すべき選択肢になるのかどうかは、今後のなりゆきを見てみなければ分からない」

 ステファンGPは、新車ステファンS-01のテストを2月25~28日にポルトガルのポルティマオで行い、それに先駆けて新車発表を行うと発表している。ふたりのドライバーは後日発表し、テストに参加させると認めており、ファーストドライバーにはすでに2年F1で走った経験を持つドライバーを起用するとリリースには記されており、これは中嶋一貴であると、英autosport.comは報じている。

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