ルノーF1のロバート・クビカのチームメイト候補のひとりといわれるビタリー・ペトロフのスポークスパーソンが、彼とルノーの契約交渉は最終段階にきているとコメントした。
ルノーの新チームプリンシパルのエリック・ブーリエは今月、ルノーの空席に座るドライバー候補は5人に絞られたと語っていた。その中のひとりと見られているペトロフは、ロシア出身のドライバーで、2009年にはGP2でニコ・ヒュルケンベルグに次ぐランキング2位を獲得している。これまでルノーの他にもカンポス・メタ1、ザウバーのウワサも出ているが、ザウバーは19日に小林可夢偉のチームメイトとしてペドロ・デ・ラ・ロサの起用を発表した。25歳のペトロフは、母国ロシアから多くのスポンサーを持ち込めるものと見込まれ、チーム側にとっては魅力的なドライバーだと言われている。
「我々はルノーチームと現在交渉している。すべてが最終段階にきている状況だ」とペトロフのスポークスパーソンが、Infox.ruに対してコメントした。
「現段階ではルノーとも他のF1チームとも契約を結んではいない。ひとつ確かなことは、テストが始まる2月1日までには交渉を終わらせなければならないということだ」
ルノードライバーの他の候補としては、佐藤琢磨やニック・ハイドフェルドの名前も挙げられている。