マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュが、フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)の会長として留任する見込みであることがわかった。
ウィットマーシュはFOTAの会長職を昨年末にフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロから引き継いだ。会長職の任期は12カ月とされていたため、後任としてメルセデスGPのロス・ブラウン、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー、ウイリアムズのアダム・パーらが候補として名前を挙げられていた。
しかし先週FOTAの会合が行われ、現在の体制がうまくいっているためこれを維持する方がよいとの結論に至ったと、英AUTOSPORTが伝えている。また、後任の有力候補とされてきたブラウンが会長を務めることに関心がないことも影響したと推測されている。
FOTAは、2011年の第1週に、ウィットマーシュの留任およびその他の体制について正式に発表を行うものとみられる。