全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションは1日、7月10日(水)〜11日(木)の2日間、富士スピードウェイで2014年から導入される新シャシー、SF14の開発テストを行うと発表。中嶋一貴、伊沢拓也のふたりがステアリングを握ると明らかにした。

 これまでのSF13(FN09)シャシーに代わって2014年から導入されるSF14シャシーは、多くのフォーミュラカーを製作してきたイタリアのダラーラ社が製作するシャシーで、高い安全性と安定したパフォーマンス、経済性などを両立。“クイック・アンド・ライド”と評されるフォーミュラカーらしいクイックな挙動を目指し開発されている。F1に近い外観を持っているが、全幅はF1よりも100mm広く、空力的にもオーバーテイクがしやすいように考えられているという。

 SF14シャシーはトヨタ、ホンダが開発するスーパーGT同様の2リッター直噴4気筒ターボ(NRE)を搭載する予定で、これまでダラーラでの風洞実験からクラッシュテストを経てモノコックが完成、エンジン始動テストまで終了している。

 完成に向け大詰めを迎えているSF14シャシーは、すでに7月10日(水)〜11日(木)の2日間の日程で富士スピードウェイでシェイクダウンを行うことが確定しているが、このテストに参加するドライバーとして、2012年のチャンピオンである中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)、伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)のふたりが決まった。

 なお、走行は10日が10時から2時間、14時から2時間と計4時間。午後の走行前には、メディア向けに撮影も行われる。また、11日も10日と同じスケジュールで走行予定だ。なお、この開発テストは一般ファンの入場も可能(入場料等は必要)となっており、いち早くSF14の走り、そしてサウンドを聞くことができそうだ。

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