WEC世界耐久選手権第7戦富士は15時30分から17時までフリープラクティス2のセッションが行われ、午後は1号車アウディR18 e-トロン・クワトロがトップタイムをマークした。

 午前に比べ曇天模様となった富士スピードウェイ。時折小雨も舞ったものの路面を濡らすほどではなく、ドライのまま午後の走行が行われることになった。セットアップを中心に展開された午前から異なり、午後は各チームロングランが中心のセッションとなった。

「GTクラスのドライバーの中ではセクター3で予想できないラインを取るクルマが多い(中嶋一貴)」という中、セクター3を中心に接触なども相次ぐが、大きなアクシデントは発生せず。ただ、このセッションで7号車トヨタTS030ハイブリッドを抑えトップタイムをマークした1号車アウディは、終盤70号車シボレー・コルベットと接触。その後ピットに収まることとなった。

 2番手には7号車がつけ、3番手は2号車アウディに。午前同様、LMP1クラスのガソリン勢トップはストラッカ・レーシングの21号車HPD ARX-03aとなった。レベリオン・レーシングのローラ・トヨタ勢とJRMが4〜7番手を占める中、LMP1クラスに復帰したOAKレーシングのOAKペスカローロ・ホンダは8番手。「ストレートは速いけれど、セクター3でダウンフォースが足りない」と佐藤琢磨も苦しい状況を語る。

 LMP2クラスのトップはスターワークス・モータースポーツの44号車HPD ARX-03b。中野信治が午前、午後とも15周ほど走行したADRデルタの25号車オレカ・ニッサンが2番手につけている。「今シーズンでいちばん順調」という週末を過ごす井原慶子が乗り込むガルフレーシング・ミドルイーストの29号車ローラ・ニッサンはクラス8番手につけている。

 LM-GTEプロクラスのトップは午前に引き続きフェルバーマイヤー・プロトンの77号車ポルシェがつけることに。2番手には97号車アストンマーチン・バンテージが、3番手にはAFコルセの51号車フェラーリがつけた。

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