2024年で53回の開催を数える伝統のフルターマック戦『バウム・チェコ・ラリー・ズリン』が、今季もERCヨーロッパ・ラリー選手権第6戦として8月16~18日に開催され、前人未到の大会9連覇、イベント通算12勝目に挑んだ盟主ヤン・コペツキー(シュコダ・ファビアRSラリー2)の記録がついに途絶えることに。
地元チェコの国内選手権でもコペツキーの対抗馬としてシリーズ首位を行く新鋭ドミニク・ストリーテスキー(シュコダ・ファビアRSラリー2)が、オーストリア選手権4冠のサイモン・ワグナー(シュコダ・ファビアRSラリー2)や、同じく地元チェコ出身エリック・カイス(シュコダ・ファビアRSラリー2)らを退け、価値あるERC初優勝を成し遂げた。