9月13日(日)、チリで行われた2026年WRC世界ラリー選手権第12戦『ラリー・チリ・ビオビオ』の競技最終日が行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のオリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝を飾った。
トヨタは今大会での大量ポイント獲得により、マニュファクチャラーズ選手権2位のヒョンデ・シェル・モービスWRTとのポイント差をさらに拡大した。合計ポイントはトヨタが614、ヒョンデが410で、その差は204ポイントに達している。残り2戦でヒョンデが理論上獲得しうる最大ポイントを踏まえても逆転は不可能な状況となり、TGR-WRTは2026年マニュファクチャラーズ選手権のタイトル獲得を確定させた。
一方のドライバーズ選手権では、今大会で優勝したソルベルグがランキング3位に浮上したものの、首位の座を奪うまでには至らなかった。SS15でパンクを喫し総合5位に終えたエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が合計230ポイントで首位を守り、2位にはサミ・パヤリが213ポイント(エバンスから17ポイント差)でつけている。ソルベルグは209ポイントで3位となり、上位3名が21ポイント差以内にひしめく接戦が続いている。
日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は合計163ポイントでランキング6位につけた。今大会デイ1のSS1でリタイアしながらも正式に再出走を果たした勝田は、最終日の『スーパーサンデー』では5位に入り、ボーナス1ポイントを積み増している。
セバスチャン・オジエは今大会総合2位の走りでランキング4位(171ポイント)に、アドリアン・フルモー(ヒョンデ)は総合3位でランキング5位(167ポイント)につけた。一方、SS7でクラッシュしデイリタイアを喫したティエリー・ヌービル(ヒョンデ)はランキング7位(129ポイント)にとどまっており、ヒョンデにとっては痛手となった。
マニュファクチャラーズ選手権の決着とは対照的に、ドライバーズ選手権は残り2戦を残して依然として大接戦が続くなか、WRC第12戦ラリー・チリ・ビオビオ後の各選手権ランキングは以下のとおりだ。
