1.走行中のデータ分析プラットフォームの開発
走行に関わる各種情報を集約・可視化し、分析することで、レース活動にデータを活用する。
2.チーム活動の情報共有システムの活用
クラウドを利用して、画像や動画などの各種素材をより円滑に共有できるようにすることで、効率的・効果的な情報発信活動を支援する。
3.ファンとのコミュニケーション強化
クラウドを活用したファン向けサービスの提供や、イベントにおけるマイクロソフトの展示デバイス使用などを通じ、レース活動を魅力的かつ、スピーディーにファン届ける。
「マイクロソフトが目指すより豊かな社会の実現に向かう志は、私たちと同じだと確信しています。今までの協力関係をベースに、モータースポーツにITを活用していくことで人とクルマをさらに鍛え、今後も『もっといいクルマづくり』を推し進めていきます」と語るのは、トヨタ自動車豊田章男社長。
なお、トヨタのWRC活動に向けては、ポルシェLMP1チームのサポートも行っているDMG森精機、かつてF1活動のメインスポンサーだったパナソニックもパートナーとして基本的合意に達しているという。今回のパリショーで発表したヤリスWRCテストカーは、マイクロソフト、DMG森精機、パナソニックという3社とチームへのタイヤの供給メーカーであるミシュランのロゴを掲出したデザインとなっている。
また、注目すべきは今回公開されたヤリスWRCの画像だ。これまでカラーリング済みだったものからは前後フェンダーの処理やリヤウイング、ボンネットのエアアウトレット等、外観が大幅に変更されている。