4日に新城市の中心部で行われたセレモニアルスタートを皮切りに、5日から本格的なラリーがスタート。

 ところが、チームにとっては予想外の展開が待っていた。最初のスペシャルステージ(SS・タイムアタック区間でありタイムが計測されるコース)で、松尾/豊田組がコースオフ。

 マシンのダメージが大きく、1日目の離脱を余儀なくされた。

 一方、TGR Vitz CVTのデビュー戦を任された勝田/足立組は4回のベストタイムを記録し、クラス2位で初日を終えた。

「とてもバランスのいいクルマです。チームにも良いフィードバックができました」と、勝田選手はニューマシンの手応えを語った。

 しかし、ラリー2日目、JN3クラス2番手を走行していた勝田/足立組がSS13でアクシデントに見舞われて、リタイアとなってしまう。

 また、前日の最終サービスで修復し再出走を果たした松尾/豊田組は、2日目の全SSをしっかりと走り切った。

「かなり滑りやすい路面もありましたが、マシンの感触を確かめながら、少しずつペースアップを図ることができました」と松尾選手はコメントしている。

 また、JN5クラスに参戦したTOYOTA GAZOO Racingの若手育成ドライバーの新井大輝選手(コ・ドライバーは小坂典嵩選手)が、2位にヘイキ・コバライネン/北川紗衣組を抑えて優勝。

 シーズン2勝目を飾った新井選手は「自分のリズムを崩さずに、ペースをコントロールできました」と、フィニッシュ後に笑顔を見せた。

 チーフメカニックを務める豊岡悟志は、「2台とも残念な結果に終わりましたが、それでも非常に収穫の多いラリーでした。

 勝田/足立組は初日にベストタイムを数回記録し、CVT車両の可能性を見せてくれましたし、松尾/豊田組から得たセッティングのフィードバックは、我々に新たな視野をもたらしてくれたと思っています」と、今回のラリーでの成果を語っている。

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