●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合優勝
「もちろん、今日はとても良い日だ。信じられないような週末だったし、本当に、本当に難しいラリーだった。間違いなく、最終ステージは自分のキャリアの中であまり楽しめないステージのひとつと言えるだろう。路面がとても荒れていたため、とにかく生き残りミスをしないように走ったよ」
「ここに来た時、僕たちはこのラリーで勝つことだけを考えていた。序盤は非常に接戦だったが、自分たちの計画に従って攻めの走りを続け、プレッシャーをかけ続けたんだ」
「エルフィン(・エバンス)に起こったことは、タイトル獲得を狙う我々にとって非常に大きな事件だったし、素晴らしいシーズンを戦ってきたエルフィンとスコット(・マーティン/コドライバー)に同情を禁じ得なかった」
「チームはマニュファクチャラーズタイトルの獲得を渇望していると感じていましたし、我々は3人のドライバーで5人のライバルを相手に戦い、あと一歩のところまでいった」
「僕が獲得した7回目のドライバーズタイトルはチームが成し遂げたものでもあり、彼らなしでは実現できなかったことなので感謝しているし、キャリアの延長として戦う2021年が今から楽しみだよ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/総合29位
「昨日のようなことが起きてしまった後で、今日ふたたび走り始めるのはもちろん簡単ではなかった。目標をパワーステージに置き、ペース自体はとても良かったのだけど、難しいコンディションで2回もストールしてしまったのは残念だ。それでも、少しポイントを獲得し、選手権ではセブのすぐ後ろの順位を確保することができた」
「セブ、ジュリアン、タイトル獲得おめでとう」
「選手権2位はもちろん自分が望んでいた順位ではないが、それでも決して悪くはないし去年までと比べても良い結果だ」
「TOYOTA GAZOO Racingでの1年目は本当に楽しかった。また、チームのモチベーションはとても高いので、今後も改善を続けていけば来年はさらに上の順位を得られると信じている」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合5位
「本当にトリッキーな週末で、今日はそれを最後まで戦い抜くための1日だった。パワーステージのグラベルセクションはとても荒れていたので注意深く走ったが、ちゃんと完走できて良かったよ」
「ワールドラリーカーで臨んだ最初のシーズンは、自分でもとても良い戦いができたと思う。いくつかのラリーでは不運に見舞われたけど、同じくらい良い週末も過ごすことができた」
「重要なのは、シーズンを通して安定した戦いができたことと、自分が速く走れると証明できたことだね。チームに心から感謝するとともに、セブとジュリアンのタイトル獲得を祝福する」