ライバルであるトヨタ、Mスポーツ・フォードと同じく、新時代への扉を開くのがヒュンダイだ。2019、2020年と2年続けてマニュファクチャラータイトルを獲得した韓国のメーカーは、ヒュンダイi20 Nを中心とした開発を通じてラリーと市販車技術をリンクさせていくとした。

 2014年にWRCに復帰し今季参戦8シーズン目を迎えているヒュンダイ・モータースポーツ。彼らもまたFIAとWRCプロモーターによって定められたハイブリッド規定に基づく新しい方向性をサポートし、WRCでブランドアピールを行いながら持続可能性の証明のショーケースとしての活用を強化する。

 ヒュンダイはレース車両と市販車の関連技術の移転を積極的に推進しており、電動化分野においては今年後半にスタートする電動ツーリングカー選手権、ピュアETCRチャンピオンシップ向けに開発したヴェロスターN ETCRを披露済みだ。WRCでのハイブリッド車の導入はこのコミットメントをさらに強化するものとなる。

 チーム・プリンシパルのアンドレア・アダモは「ヒュンダイは、現在および将来の自動車技術を紹介する信頼できるプラットフォームを提供することにより、ヒュンダイが設定したグローバルな目標をサポートするために存在する」とコメント。

「レースとラリーを通じて、私たちは明日のヒュンダイロードカーの開発に影響を与え、方向性を示すことができる。これは本当に名誉なことであり、私たちが信じられないほど真剣に受け止めている役割だ」

「したがって、2022年からの新しいハイブリッド規則で、FIAとWRCプロモーターによって概説された将来の方向性をサポートできることをうれしく思う」

「これまでのWRCの成功からインスピレーションを受けたヒュンダイi20 Nを中心にクルマを開発していく。2度のチャンピオンとして、我々たちは新しい挑戦を歓迎し、この新しい時代にヒュンダイの旗を掲げることを楽しみにしているんだ」

ヒュンダイi20 N
ヒュンダイi20 N
1月末にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されたデイトナ24時間の現地では、ヒュンダイ・ヴェロスターN ETCRが初走行を披露
1月末にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されたデイトナ24時間の現地では、ヒュンダイ・ヴェロスターN ETCRが初走行を披露
ラリー1規定車のイメージ図
ラリー1規定車のイメージ図

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