TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエは、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチアの日曜朝に起きた交通事故によって、彼のトヨタ・ヤリスWRCが損傷し、自身も背中を痛めたことから同イベントでの優勝は不可能だと考えていた。
それにもかかわらず、WRC7冠王者であるオジエはチームメイトのエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)、ヒュンダイのティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)との三つ巴の接戦を最終ステージでの再逆転というかたちで制し、WRC史上3番目に小さいギャップとなる0.6秒差で優勝を果たしている。