WRC世界ラリー選手権の2021年シーズンからTOYOTA GAZOO Racing WRTの指揮を執るヤリ-マティ・ラトバラ代表は7月15~18日、エストニアのタルトゥを拠点に開催される今季第7戦『ラリー・エストニア』で、トヨタが昨シーズンの同イベントで味わった苦い記憶を払拭できると確信している。
2020年にWRCイベントとして初めて開催されたラリー・エストニアは超高速グラベル(未舗装路)ラリーであり、このキャラクターはトヨタ・ヤリスWRCが得意とする『ラリー・フィンランド』のそれとよく似ているとされる。そのため、前回大会ではトヨタがラリーのウイナーになることが有力視されていた。