トップ2台のタイム差がわずか1.4秒となって迎えた最終SS20、路面コンディションはドライだがコーナー部はインカットにより泥が掻き出されている状況だ。優勝を争う2台ではロバンペラが先にタイム計測へ。

 再逆転優勝を狙うロバンペラはスプリットタイムで全体ベスト、フィニッシュ時点でそれまでのベストタイムを記録していた僚友エバンスより21.9秒速い驚速タイムをマーク。最終走者タナクの到着を待つ。

 首位で最終ステージを迎えたタナクは、最初のスプリットでロバンペラから1秒遅れ、続くスプリットで4秒、最終的には5.7秒遅れてフィニッシュした。このため、ロバンペラがライバルを上回り再逆転で今戦のウイナーに。タナクは4.3秒差の総合2位となった。

 優勝争いの後方では、最終日を前に4.9秒差となったクレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)とティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)による3位表彰台争いが繰り広げられ、SS18でステージ優勝を果たしたヌービルが4番手から3番手に浮上。同ステージでブリーンが大きく遅れたことで、両者のタイム差は1分42秒にまで拡がった。

 これにより勝負が決したかに思われたが、最終ステージでヌービルがまさかのクラッシュを喫す。しかし、ベルギー人ペアはその後もスロー走行でなんとかフィニッシュまで辿り着き、ダメージを負ったマシンで文字どおり3位を死守することに成功した。この結果、ヌービルは2戦連続でポディウムを獲得している。

 総合4位となったブリーンの後ろではTGR WRTのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が今季初入賞となる完走を果たし、日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合6位で続いた。総合7位はWRC2優勝を果たしたヨハン・ロッセル(シトロエンC3ラリー2)だ。

 長い春のブレイクを経て、約2カ月ぶりにラリーイベントが行われたWRCの次戦第4戦ポルトガルは、5月19日(木)から22日(日)にかけて開催される。

ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第3戦クロアチア
ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1) 2022年WRC第3戦クロアチア
エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第3戦クロアチア
エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第3戦クロアチア
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第3戦クロアチア
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第3戦クロアチア
ヨハン・ロッセル(WRC2/シトロエンC3ラリー2) 2022年WRC第3戦クロアチア
ヨハン・ロッセル(WRC2/シトロエンC3ラリー2) 2022年WRC第3戦クロアチア

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