「ロバンペラ優勝+タナク3位」ならば、前者がパワーステージでトップ4以内に入ればチャンピオンが決まるという状況で迎えた最終SS17。今週最大の注目が集まるなか、まずはタナクが4分52秒5の暫定トップタイムを記録してみせる。

 続くオジエは2.8秒遅れ、暫定ながらステージ2番手に。そして最後に出走したロバンペラはスプリットタイムでライバルを上回ると、堂々のトップタイムでフィニッシュ。この瞬間、ロバンペラ/ハルットゥネン組の今季6勝目と年間タイトル獲得が確定することに。これまでの最年少記録であったコリン・マクレーの27歳を大きく更新し、22歳と1日でのWRC史上最年少ワールドチャンピオンとなった。

 新チャンピオンの後方では8冠王者オジエが総合2位でフィニッシュし、トヨタがワン・ツー・フィニッシュを達成した。総合3位にはヒョンデのタナクが入っている。

 タナクのチームメイトであるティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)とオリバー・ソルベルグ(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合4位、5位でラリーを走破。総合6位には“地元のスター”であるヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2)がWRC2クラスウイナーとして並んだ。

 Mスポーツ・フォードの最上位はロレンツォ・ベルテッリ(フォード・プーマ・ラリー1)の総合7位。トップ8リザルトの最後を締めたのは、WRC2クラス2位となったカイエタン・カイエタノビッチ(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)だ。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は既報のとおり、前日のデイ3でコースオフを喫しリタイアとなっている。

 今季の王者が確定したドライバーズランキングは、首位ロバンペラが237ポイント、タナク173ポイント、ヌービル144ポイントというトップ3に。タイトル確定は次戦以降となるマニュファクチャラーズランキングは、トヨタ455ポイント、ヒョンデ374ポイント、Mスポーツ・フォード224ポイントとなり、日韓2メーカーのギャップが前戦終了時の63ポイントから81ポイントに拡がった。

 早くもドライバー/コドライバー選手権タイトルが確定した2022年WRCの次戦、第11戦スペインは10月20~23日に開催される。

セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
総合7位でフィニッシュしたロレンツォ・ベルテッリ(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
総合7位でフィニッシュしたロレンツォ・ベルテッリ(フォード・プーマ・ラリー1) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
WRC2クラスウイナーとなったヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド
WRC2クラスウイナーとなったヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2) 2022年WRC第11戦ラリー・ニュージーランド

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