10月8~9日にベルギーのスパ・フランコルシャンで争われた2022年WorldRX世界ラリークロス選手権第6-7戦は、引き続きのダブルヘッダーを“絶対王者”ヨハン・クリストファーソン(KMS/Volkswagen RX1e)が制し、今季7戦で勝利数を『6』まで伸ばす快進撃を継続。前人未到、自身5度目のワールドチャンピオン獲得に向け、さらに足場を固める週末となった。

 前戦ポルトガルはモンタリグレで開催された第5戦で、宿敵ティミー・ハンセン(ハンセン・ワールドRXチーム/プジョー208 RX1e)を撃墜し10秒のタイム加算ペナルティを受けた絶対王者は、その影響によりコンストラクション・イクイップメント・ディーラーチーム(CEディーラーチーム)から参戦のニクラス・グロンホルム(PWR RX1e)に『今季唯一の勝利』を奪われる展開となった。

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