9月7日、WRC世界ラリー選手権第10戦『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』のオープニングステージであるSS1が首都アテネで行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がベストタイムをマークし、競技初日のラリーリーダーとなった。日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、僚友のセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)と同タイムで並び、総合6番手タイにつけている。

 前戦、2023年シーズン第9戦フィンランドから約1カ月間のインターバルを挟んで迎えた“神々のラリー”こと、アクロポリス・ラリー・ギリシャ。過酷なグラベル(未舗装路)ラリーとして知られる同イベントは、今週ギリシャを襲い洪水被害や人的被害を生んだストーム(暴風雨)の影響で7日(木)朝に予定されていたラミア郊外でのシェイクダウンが中止となるなか、午後に行われたアクロポリスでのセレモニアルスタートに続いて、夕方からは市街地に作られた特設ステージ“EKOスーパースペシャルステージ”においてSS1が行われ、戦いの幕が上がった。

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