フェラーリのグローバル耐久責任者であるアントネッロ・コレッタは、次のように付け加えた。「通常、我々はテスト計画を持っており、他のメーカーともいくつかのテストを計画している」

「クルマに関するニュースがあるのは普通のことだが、アップグレードに費やすのか、それともホモロゲーションを変更することなく実際の状況を正常に管理し少しずつパーツを改善していくのか、それは現時点では明確ではない」

 コレッタは、EVOジョーカーを用いるアップデートを行うかどうかの最終決定は来年1月までに下すべきだと語った。

「シーズンの最初の部分で、このクルマはベストではないが、悪いクルマではないことを証明するチャンスがあった」と同氏。「我々は(グリッドの)一列目からスタートし、各レースで表彰台を争った」

「ル・マンの後は、残念ながら状況はまったく異なっていた。これはすべての人々、チームや(シリーズ)組織にとっても今季が初めてのシーズンであること(が要因のひとつなの)は想像に難くない」

「しかし、最初のシーズンが終わった後、状況は非常に一貫して明確になり、チーム、マシン、ドライバーの正確な価値がすべての人にとって正しい価値になることを想像したい」

■ドライバーラインアップに変更なし

 コレッタは2024年のWECハイパーカークラスに、AFコルセが運営するチームに同じ顔ぶれのドライバーが戻ってくることを想定している。

「私の考え、そして私たち経営陣のアイデアは、ラインアップを確認することだ」と語ったコレッタ。

「契約更新が必要なのはどのチームも同じだが、我々の考えは(現在の)ラインアップに非常に満足しているためドライバーを確定することだ」

「我々は6人の優秀なドライバーがいることを証明した。彼らは短時間でマシンを開発し、レース中もミスは見られなかった。おそらくスパで1回だけを除いてね」

「しかしいずれにしても、他のチームではドライバーのミスはフェラーリのラインアップよりも一貫していることが分かった。この点において、私はフェラーリのドライバーたちにとても満足している」

「もしドライバーを確定させるなら、同じ顔ぶれになるだろう」

2023年のル・マン24時間レースを前に、サルト・サーキットでの記念撮影に臨んだフェラーリAFコルセのクルーたち
2023年のル・マン24時間レースを前に、サルト・サーキットでの記念撮影に臨んだフェラーリAFコルセのクルーたち

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